こんにちは、院長の平田です。
昨日、一昨日とビックニュースが飛び込んできましたね。
今年もお二人の研究者の方がノーベル賞を受賞されました。
５日に生理学・医学賞に大村智さん、６日にノーベル物理学賞に梶田隆章さんの受賞が発表されました。
おめでとうございます。
これで、日本人のノーベル賞受賞者は１９０１年以降で計２４人（米国籍の２人含む）になったそうです。
物理学、化学、生理学・医学の自然科学３賞では２００１年以降の受賞が急増しており、世界では2001年以降でアメリカに次いで２位だそうです。
お二人とも素晴らしい研究をされているんですが、中でも大村さんが発見された抗生物質「エバーメクチン（イベルメクチン）」は、我々獣医師にとっては、大変身近なお薬だったのでなおさらびっくりでした。
静岡県内のゴルフ場周辺で採取した土の中から寄生虫に効果のある抗生物質「エバーメクチン」を発見し、1979年に発表されています。
現在、我々は「イベルメクチン」として、ワンちゃんの怖い病気の一つの「フィラリア症」の予防薬として使っています。
また、当初は家畜用の寄生虫駆除薬として使用されましたが、のちに熱帯地方の風土病に効く薬として実用化されており、現在までに約3億人もの人たちを救っているそうです。
LEDやイベルメクチンなど世界中の人々がその恩恵を受けているものが日本人の発明・発見ってすごいですよね。
でも、残念なニュースも一つ。
野球賭博事件！！！ しかもジャイアンツの選手。
やっぱり、ジャイアンツは好きになれない。もちろん読売新聞も読まないぞ！！！
さて、今日の休診日は朝から雲一つない快晴の秋空。
いつものシーアゲインさんにお願いして青海島の海に行ってきました。
風はちょっと強いものの海の中は穏やかでとっても気持ちのいい海でした。
波打ち際から海に入り、少しづつ潜っていくと、アジの大群がお出迎え。
川のようにアジが並んで泳いでいます。壮観な眺めです。
コロダイの幼魚も相変わらずくねくね泳ぎ
シロマメスナギンチャク 地味だけどとっても可愛いんですよ。
黄色いコケギンポ と イワアナコケギンポ
中層にはキビナゴの大群 きらきらとあっちに行ったりこっちに来たり
イソギンチャクの中に隠れてるカザリイソギンチャクエビ お腹に卵が見えます。
りりしい カンパチ
ダイバーに近寄ってきて頭とかフィンを突っついてきます。
おちゃめなカンパチ君
マダコの卵も観察できました。
洞窟の中も太陽の光がさんさんと入ってきていてとってもきれいでした。
外の空気はずいぶん涼しくなってきましたが、水温はまだ２２度ありますよ。
とっても、気持ちよく潜れますよ。
一緒に海の中のお散歩を楽しみませんか？
