第2回目の報告です。
今回も前回に引き続き、
リンパ腫を極める~すぐに活かせる診断分類・治療指針3~
というタイトルで、東京大学の藤野先生の講演を受講してきました。
今回のセミナーでは、
リンパ腫におけるエコー検査の活用
重篤な併発疾患
リンパ腫の予後(腫瘍の種類や動物の状態を基にした治療への反応性の予測)
レスキュー療法(従来の抗がん剤が効かなくなった時にどうするか)
などのお話を聞いてきました。
一口に腫瘍といっても、腫瘍の種類だけでなく、わんちゃん・ねこちゃんの状態、飼い主さんの考え方によって治療方法は大きく変わってきます。
ですので最新の知見だけでなく、わんちゃん・ねこちゃんの状態をしっかり見て、そして飼い主さんと良くお話しをして、
皆が納得できる治療をできればと常々考えながら診療しています。
一度説明を受けたけれどよくわからなかった事や、疑問に思ったことなどがあれば積極的にご相談ください。
徳永