今回は3月に参加した2つの研修について報告させて頂きます。
1つ目は年4回博多で開催されている九州画像診断研究会です。
今回は「代表的な免疫介在性疾患の診断方法の見直しと最新の治療法」というテーマで、名古屋市開業の湯木先生の講義を聴講してきました。
小動物臨床では免疫介在性疾患は少なくありません。しかし、動物専用薬の種類も乏しく、ヒト用の免疫抑制剤も組み合わせながら治療することが多いです。
そして免疫介在性疾患は強い薬が必要な場合や、長期間の投薬が必要なことも多く、効果と副作用の狭間で悩むことも多々あります。
湯木先生は一般動物病院の院長先生ですが、免疫関連の分野に強く、よく専門誌に記事を書いたりもされています。
そんな先生の選択と最新のデータを交えた講義をたっぷり聞くことができました。
2つ目は不定期に行っている、広島でのアジア獣医皮膚科専門医による皮膚科診療見学です。
皮膚病は夏に悪化することが多く、前回1月よりも症例数も内容も濃い見学ができました。
また、ヨークシャーテリアなどで多い?と感じてはいたものの、文献的な記載の少ないわんちゃんの「多汗症」に関しても今回教えて頂くことができ、
大変勉強になりました。
写真は先日参加した大学時代の友人の結婚式のチャペルです。
場所は福岡県の海の中道で、今回初めて訪れたのですが、天気も良くすばらしい景色でした。