こんにちは朝・晩と寒くなってきてついに我が家でも暖房をつけました

一度つけると暖かく心地よいことを体が覚えてしまいますね

今回のコラム内容は“猫ちゃんの健康診断の必要性”についてお話します

犬に比べて猫は痛みをあまり訴えず

ギリギリにならないと飼い主さんが気付くような症状を現さないと言われています

一見元気そうに見えても健康診断を受けて状態を把握してあげることが大切です

健康な時の数値を把握しておけば異常がでたときに比較ができます(犬も同様)

健康診断の頻度ですが猫は人の4~5倍の速度で年をとるので

若い猫で年1回・ 8歳~半年に1回が目安です

健康診断の項目は身体検査、血液検査、レントゲン検査、エコー検査、尿検査、便検査などがあって

すべて行うのが理想的ですが 現実問題、猫ちゃんにもストレスがかかって飼い主さんにも経済的負担がかかってしまいます

猫ちゃんの健康状態に応じて行えるので遠慮なくおっしゃってください 先生とお話ししてから決めていただけます

img_6058ただシニア猫には“尿検査”と “血液検査”は必ず!と言っていい程受けていただきたいです

シニア猫には腎臓が悪いコが非常に多く “慢性腎臓病”の初期症状のひとつにおしっこが薄くなることがあります。

尿検査でおしっこが薄くなる症状が出たときは、すでに腎機能の2/3以上

血液検査で異常が現れるのは腎機能の3/4以上が失われてからだそうです

早期発見をして今後腎臓に負担をかけないようなケアをしていくことが最も重要になってきます

腎臓以外の病気では甲状腺ホルモンが過剰に分泌される“甲状腺機能亢進症”

初期は食欲増進し元気そうに見えるため見過ごしやすいと言われています

他には歯周病や口内炎などの“口内トラブル”があって

口を触られるのを嫌がるため手当てが遅れがちになりますが

食欲はあるが食べづらそうにしてる、ヨダレが沢山出るなどは口内トラブルのサインになります

健康診断を希望される方は検査結果がでるのに30~1時間お待ちいただく場合もありますので

お時間に余裕をもってご来院くださいね

img_6057とは言っても病院が苦手な猫ちゃんも多いはず

病院に行こうとすれば大暴れ、脱走するなんてこともしばし聞きます

そこでおすすめポイントをまとめてみました

洗濯ネット+キャリー いれましょう

(キャリーは上が開くタイプおすすめです)

②キャリーはおやつなど好きなものを入れて お気に入りの場所

③猫の心を落ち着かせるフェロモン製剤

すべての猫に有効ではありませんがキャリー内にスプレーすると落ち着くコもいると言われています

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是非参考にされてください